ラブレター(?)

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私が坂元裕二さんの作品に出会ったのは、2006年の『西遊記』が初めて。当時、私はまだ小学生で、もちろん坂元裕二という人の存在を認識していなかった。だけど、香取慎吾くんの孫悟空は最高に好きだったし、深津絵里さんの三蔵法師が凄く美しかったのを覚えている。私はその頃から坂元さんの「なまか」だったのかもしれない!(Wikipediaを見てやっと思い出した、観返したい)。その後は『Mother』『最高の離婚』『問題のあるレストラン』をリアルタイムで観ていて『カルテット』でようやく坂元さんの名前を知り、全てが繋がった。その後は、観ていなかった過去作も観て、立派なオタクになってしまったのだ。2017年は坂元裕二作品を観て過ごしていたと言っても過言じゃない!

 

 

2018年3月21日は、坂元裕二フリークの私にとって忘れられない日になった。『anone』最終話と共に”ちょっと連ドラはお休みします”と宣言したからだ。”4年前にそれを決めて、周囲にもそう話して、ずっと今日を目指してきました。”と言われちゃうと、『問題のあるレストラン』から『anone』までの流れには何か意味があったのではないか、とか、メッセージがあるのではないか、とか色々考え込んでしまう。4年前から決めていたということには、何故か大きいショックを感じた。やっぱり寂しい。

 

 

冬の風物詩にすらなっていた、坂元裕二脚本の冬ドラマ。もはや、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』→『カルテット』→『anone』が、三年連続3月21日に最終話を迎えているので、その日はそういう日にして良いのでは、とさえ思う。(『問題のあるレストラン』は惜しくも3月19日!)坂元裕二ファンの皆さんで署名を集めれば、何とかできるんじゃね!?(絶対坂元さんに迷惑。気持ち悪いオタクですよ、私は。)

 

 

『anone』が終わって早2週間経つけども、余韻が残っていて。何かメッセージがあったのでは、とか考えていて、今の時点で考えていることを綴りたい。

 

 

熱風(2017年6月号)における、特集:坂元裕二「テレビドラマ『カルテット』で描きたかったこと」のインタビューで私の心に引っかかったことがあった。

それが、以下の3か所。

 

 

“毎回いろんな事件とか社会問題も題材として入っているのですが、やっぱり描きたいのは人間のお話なので。結局、どんなに人の存在を理不尽に思っても、否定できない。人を否定してしまうと、ものを作る意義もなくなる。否定から偏った思想がうまれることだってある。登場人物の行いは否定しないように気を付けています。難しいですが…。自分で描いた人物に対して、「こういうことをする人間は存在しちゃいけないんだろうか」と絶望することだってもちろんあります。だけど、そこでその人から背を向けてしまうと、書けなくなるんです。魔が差すように思うこともあるんです。自分たちの世代で終わるなら、人間は終わってもいいんじゃないかとか。動物だけでいいんじゃないのとか。それは、もう本当に思うんですよね。僕は49歳ですけど、自分よりも下の世代がいなかったら、このまま人間消滅スイッチをぽんと押したいなと思う。でもやっぱり、今日生まれた赤ちゃんがいるのだと思うと、そういうものを否定してはいけないなという思いの上で、少なくとも書いています。”

 

 

“特に僕は、中学生や高校生に観てもらいたいと思って書いています。テレビの視聴者は、今はもう60代、70代が中心で、どんどん年齢が上がっていっているのが現状です。そういう中でもなんとか中高生に観てもらいたいなというのは、脚本家になってから一貫して唯一のターゲットです。彼らに向けて、生きることはむなしいとか、そういうことを最終的なメッセージとして届けるのはちょっと違いますよね。”

 

 

東京藝術大学でゼミを開き、新人の育成についてどう考えているか、との質問に対し

―“僕ももう30年やっているので、自分がその役目にふさわしいかどうかは分からないですけれど、何かできることがあれば力になりたいと思っています。脚本家は、今はほぼ、40歳以上しかいないので。僕が19歳でデビューした時だって、30歳くらいがメインだったんですよ。それが、今はもう40歳だと若い方で、多くはそれ以上ですよね。まあどこの世界もそうでしょうけれども、ちょっと高齢化が激しいです。僕自身そろそろどいた方がいいのかなと思うし、ここ何年かは引き際をどうすればいいのかをいつも考えています。でも「いつ恋」や「カルテット」を中高生が見たという話を聞いたりすると、やっぱり嬉しくて、辞めたい辞めたいと言いながらも続けてしまうんですよね。”

 

 

この3か所と直近4年間の流れを考えると、坂元さんは子どもたち・若者たちを重要視しているのでは、と思う。

 

個人的に、坂元さんの作品の中で異質だと思っているのは『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(以下、『いつ恋』)。リアルタイムで観ていなかった事を悔やみ、最近やっと初めて観たのだけど驚いた。坂元さんの功績が語られるのは2010年の『Mother』以降が多く(もちろんそれまでのドラマも評価されている)、その後はいわゆる社会問題を核としたドラマが多かった。『いつ恋』にも、若者の貧困・高齢者の介護etc…のような社会問題は散りばめられていたが、これほどまでに純度が高いラブストーリーは無かったと思う。プロデュース側(フジテレビ)も旬のキャストを起用し、明らかに若年層をターゲットにしていたと思う。

 

 

また、坂元さんの作品には悲しみを背負った子どもたちがほぼ毎作品にいる。

今、私が一番気になるのは『anone』の陽人だ。

父親がいない・周りの子どもだけでなく、先生すら自分の声を聞いてくれない学校・ダメな方の手で書く猫の絵・自分が使用した赤いライターが引き起こした火事で、隣人を死なせたかもしれない・大好きな理市との別れ。理市が嘘の記憶を陽人に植え付けようとしていたが、はたしてそんなことはできるのだろうか。綺麗な海辺・理市から貰ったカラスのキーホルダー。海辺を見ればキーホルダーを見れば理市のことを思い出し、あの火事のことも思い出すのではないだろうか。そうなってしまうと陽人は、モヤモヤや理市が自分の罪を背負ったのではという罪悪感を今後抱きながら生きてゆかねばならない。亜乃音さんはハリカのもとに帰ったし、そこにはるい子さんもいる。亜乃音さんと玲さんの溝は以前よりも修復されたような終わり方だったが、今後一番長く生きるであろう・一番小さな陽人への残酷な未来があるかもしれないと思うと、私にはどうもハッピーエンドとは言い切れない。

 

そんな陽人は今後どう生きてゆけばよいのか。きっと答えは見つからないだろう。

 

だが、これまで坂元さんが紡いできた物語には、人と繋がることに苦手意識を感じても、自分のことが嫌いでも、不器用ながらも人と関わったり、恋をして残酷かもしれない未来を少しでも良い未来に変えようと、懸命に生きて・暮らしてきた人達がたくさんいた。

陽人にもこれから様々な試練が待ち受けているとは思うが、亜乃音さん・ハリカ・玲さんが傍にいてあげてほしいし、これから出会うたくさんの人たちと未来を紡いでいってほしい。

 

 

“私たちは被害者家族と加害者家族だけど、同じ乗り物に乗っていて一生降りることはできない。じゃあ…行先は一緒に考えないと。”

 

これは、『それでも、生きてゆく』10話における響子(大竹しのぶ)から隆美(風吹ジュン)への言葉。ずっと憎み合ってきた双方が、そっと手を取り合う素晴らしいシーン。

これは、今を生きる私たち(被害者家族・加害者家族でなくても)が、大切にすべき言葉じゃないだろうか。

 

 

昨今、“多様性を認めよう”という流れが大きくなっている。この世は、様々な人格を持つ人達が複雑に絡み合いながら形成されている。あまりにも複雑に絡み合っているので、到底理解をし合うことは不可能に近いと思う。そんな不可能に近いからこそ、私たちは一緒に考えながら生きてゆくべきなのではないだろうか。不可能だからと考えることをやめると、きっと今後何も変わらないだろう。少しでも考えて思いやりを持つように心がけたり、知ることが重要じゃないかと思う。

 

 

坂元さんは、私に大切なことを沢山教えてくれ、気付かせてくれた。

今を生きる人たち、今後生まれてくる子どもたちに思いやりを持って接することを心がけて、暮らしていきたいと思う。

 

 

坂元さん、一旦お疲れさまでした。

朗読劇、映画楽しみにしてますよ!

タイミングが合わない方々もいるだろうから、朗読劇・映画はロングラン希望です!

坂元さんファンは沢山いるから、朗読劇・映画の素晴らしさを共有したいの!

 

カルテットドーナツホールがMステに呼ばれた話。

放送日の1ヶ月前、カルテットドーナツホールのHP・Contact欄に1つのメッセージが…

別府(以下、別)「まじか…」

家森(以下、家)「どうしたの、司君」

別「あの…Mステから、4人で「おとなの掟」を歌ってくださいとのオファーが来てます。」

家「えぇ?怖い怖い怖い。そんな訳無いでしょ。僕たち騙されるんじゃないの?やめとこぉよぉ」

別「僕たちだけで判断するのもアレなんで、真紀さんとすずめちゃんが帰ってくるまで待ちましょう。」

 

真紀(以下、真)・すずめ(以下、す)「ただいま~」

別「今日はお二人、何を食べてきたんですか?」

真「鉄板焼きです。おいしかったです。また行こう」

真・す「ね~」

家「…」

真「すずめちゃんが、たくさん食べちゃってお財布大ダメージです。」

す「ごめんなさい。今日忙しくってお昼ご飯食べられなかったんですよ。今度真紀さんに、あそこの餃子ご馳走します。別府さんも行きませんか?」

別「はい!行きたいです。」

真「ほんとに!?やったー!!」

す「いいですよ。ビールも好きなだけ。」

家「え、え、僕は?置いてけぼり?」

す「だって、家森さん

 

(以前餃子を食べたときの回想)

家「すずめちゃん、何してるの?真紀さんも!餃子には醤油とお酢とみりんとラー油でしょ?何でお酢と胡椒なの?ねぇ」

す「美味しいから良いじゃないですか。もう面倒くさいな。」

真「そうですよ。おいしいですよ?試してみますか?」

家「…はい、じゃあ」

 

家「…おいしい。ごめんなさい。」

真・す「でしょ?」

す「アジフライの時は頑なだったのに、家森さんも成長しましたね。」

家「うるさい。アジフライにはウスタァー!じゃないか。」

真「あ、成長してなかった。」

別「それじゃ、モテませんよ。」

家「…(うるさい、君が言うな。)」

 

別「…僕は味噌ダレが好きなんですけど…試してみますか?」

真・す・家「味噌!?!?」

 

真・す・家「美味しい!!」

別「ですよね~。良かったです。」

 

(回想終)

 

す「だったじゃないか。あの時の家森さん、朝のゴミ捨てよりも面倒くさかったですもん。外食先であんなのは懲り懲りです。」

家「酷い言われようだなぁ…。あの時は、ごめんなさい。もうあんな事は言いません。僕も少しは成長します。」

別「あの時は、諭高さんもアレンジの良さに気付けたし良いじゃないですか。4人で行きましょ。」

真「じゃあ、この金曜日(カレンダーで放送予定日の日を指して)はどうですか?」

別「いいですねぇ~そうしましょう!」

家「司君?お昼のあのメッセージ」

別「あ…」

 

す「どうしたんですか?また…誹謗中傷?」

別「違いますよ。実は、Mステから出演オファーが来てるんです。「おとなの掟」を4人で歌ってくれって。」

家「でもさ、怪しいと思わない?僕たち、あれだけ世間で騒がれたんだよ?騙されてるに違いないと思うんだよ。」

す「確かに…怖い。また週刊誌に追われるのは嫌だ…。やっと、静かに過ごせるようになったのに。」

真「やってみませんか?」

す・別・家「え??」

真「やってみましょうよ。テレビですよ?次のチャンスに繋がるかもしれませんよ?」

す「その前に」

別「ちゃんとしたオファーか」

家「確認しないと。」

真「メッセージに連絡先はありましたか?」

 

別「あります。」

真「どうですか?確認して、本当のオファーだったらやってみましょうよ。久しぶりに東京行けるじゃないですか。せっかくだし、各々行きたいとこ行けばいいし。」

す「私、ちょっと気になるスイーツがあって…」

別「僕は、上野動物園にパンダ観に行きたいです。」

真・す「あぁー!!私も行きたいです!!」

家「…。僕は、「谷川俊太郎展」気になってたんです。」

真「ということは…」

す・別・家「やっちゃいましょうか!」

別「僕が連絡先に問い合わせてみて、ちゃんとしたオファーか確認しておきます。」

 

翌日

別「皆さん、オファー本当でした。」

真「別府さん、ありがとうございました。最後の確認ですが、皆さん…」

す「別府さん、衣装は自前ですか?」

別「はい、一応僕たち素人なので。スタイリストさんもいないし。」

す「真紀さん、アウトレットに衣装見に行きましょう!」

家「司君、僕たちは歌う箇所少ないけどどうする?その間、何する?司君はヴァイオリン持って、僕はヴィオラ持つ?」

別「(笑)」

別「そこは、これから考えましょう。笑」

す「家森さん、さすがにテレビだからノーパンはやめてくださいね。」

真「ウルトラソウルパンツで気合い入れましょう。笑」

別「…あの、同日に出る他の方々なんですけど…実は、B’zX JAPANなんですよ。」

真・す・家「えぇ―――――――!?!?!?!?!?」

別「どうやら、スーパーライブのようです。しかも…椎名林檎さんも来ます。」

真「…オファー断りませんか?」

別「もう承諾しました。断ったら、また変な噂流れるかもしれませんよ。」

真「お腹痛い…」

家「尿意が…ちょっとトイレ」

真「私が先にトイレ使います!」

真・家 トイレまで競争

す「みぞみぞしてきました。」

 

その日から…

 

別「僕たち、本当に何しますか?笑 スーパーライブですよ?多分、お客さんも凄いし、ステージも大きいし…」

家「この前みたいに、ねぇ。車の中だったなら、ああやれば良かったけど。困ったなぁ…」

別「あ、諭高さんが、アリスちゃんに何か聞いてみれば…。元地下アイドルだし、何かいい案出してくれるかも。」

家「いやぁ、アリスちゃんは…今忙しいんじゃないかなぁ。あと、やめた方がいいと思うよ。司君の名前忘れてたじゃない。」

別「何で、今それを言うんですか。あの時、結構ショックだったんですよ。」

家「ごめんごめん。ちゃんと演出考えないと。」

 

真「すずめちゃん、練習しましょう。」

す「はい。別府さんと、家森さんどうするんですかね。 私、2人の演出が変だったら歌ってる途中に笑ってしまいそう。笑」

真「確かに。笑 気になりますね。あ、衣装も買いに行かなきゃ!」

す「明日、どうですか?」

真「行きましょう!ちょっと奮発しても良いですよね~」

す「お金はこういう時に使うものです。予算は…3万ですかね。」

真「結構思い切るね。笑 2人には、お値段は秘密で。」

す「おとなは秘密を守る♪テンッ」

真「それ、私のパート!!」

 

放送日の早朝

毎度のこと、バタバタな4人

別「皆さん、準備できましたか!もう出発しないと間に合いませんよ!」

真「できました!行きましょう!」

す「あぁ~寝癖が直したい。」

家「君こそ、成長してないじゃないか。荷物持って行くから直してきな。ちょっとちょっと、まぁた被ってる!!ボーダーの次はドット柄ですか?」

真「良いじゃないですか。いっそのこと私たち、”特別な関係の弦楽四重奏”で売り出していきましょう。ウケ良いんじゃないですか?」

家「恥ずかしいよぉ。」

別「皆さん、早く!!!」

 

放送直前

真「さすがに緊張しますね。階段どういう表情で降りればいいんだろう。」

す「疑惑のヴァイオリニスト感を出していけばいいじゃないんですか?笑」

衣装に着替えた2人を見て

別「…(綺麗)」

家「…(可愛いなぁ。みぞみぞする)」

 

放送開始

 

大二郎「ママ!!ちょっとちょっと!大変!」

多可美「あははは!!家森君これのために最近シフト薄かったのね。」

 

茶馬子「(こいつ、アホちゃうか…笑)」

光大「パパ、何でこんな衣装なの??」

 

ありす「(…家森さんに連絡しよう)」

 

鏡子「幹生!真紀ちゃんが!」

幹生「え、真紀ちゃん…(綺麗)。ん?この二人誰?」

鏡子「誰だろうね。似たような人は見たことあるけど…」

 

 

Mステ終了後

真「はぁ~緊張した。上手くいきましたね。」

す「椎名林檎さんとトータス松本さん素晴らしかったですね!まさか目抜き通りを生で聞けるとは思いませんでした。」

別「ストリングスには、斎藤ネコカルテットの方々もいましたよ!僕、皆さんと握手することできました!」

家「えぇ!?何で言ってくれないの。僕も握手したかったよぉ。」

す「お二人、あの演出何ですか。笑 どうして愛死天Rooの衣装なんですか!どうして衣装持ってるんですか!?笑」

真「しかも、私達も練習した踊りしてたね。演出、相談してくれても良かったのに。笑」

別「真紀さんとすずめちゃんは、歌唱練習で大変そうだったので。」

家「全然アイデアが出なかったので。」

真「面白かったし、良かったと思いますよ。無事終わったし、ご飯食べに行きましょう!」

す「あの…お手洗いで、たまたま椎名林檎さんに会って…4人一緒にお食事誘われたんですけど…どうしますか?」

真・別・家「えぇぇぇ―――――――!?!?!?」

真「まさか」

blank13を観て。

情報解禁になってから、この日をずっと待ち侘びていた。

高橋一生リリー・フランキー松岡茉優、神野三鈴、斎藤工の並びは観逃せねぇ…

ということで2月11日、blank13を観て来ました。

 

まず言いたいのは

高橋一生が気になる人は観逃すまじ

ということ。

 

先日発売されたCREA

 

高橋「今回は、撮影前から何度も工さんとお話させていただく機会を作っていただいたんです。実は台本をいただく少し前に、この物語に近いことが僕の現実に起きて…母が亡くなったんです。」

齋藤「そんな事情を僕は全く知らなくて、なんて酷なお願いをしてしまったんだろう…と」

高橋「僕はお声をかけていただいて嬉しかったんです。ただ、現実とあまりにシンクロしていたので、役にシフトできず、僕自身が画面に表れてしまったら怖いと思い、一度は(出演は)難しいかもしれませんという話になったんです。けれど、工さんとコミュニケーションを重ねるうちに、このタイミングでお話をいただくのは偶然ではなく、僕の人生の「流れ」なんじゃないかと思いはじめた。僕も普段なら絶対話さないような個人的なことも話せていましたし。工さんはとても好きな俳優さんでしたし、この機会にご一緒できるならぜひ、ということになったんです。」

 

という高橋一生が、オファーを一度渋ったものの斎藤工監督の熱意を受け、出演を決心したエピソードが綴られている。いやぁ、色男同士の熱いやり取りグッと来るぅ…。語彙力が無いからこれしか言えないが、カッコいい。本当にカッコいい。このやり取りを知って、何が何でも絶対この映画観逃せねぇわ…と決めた。

 

 

ストーリーですが、予告からはみだしたところは無かったと思います。

(予告のナレに、板谷由夏さんを抜擢した方に大きな拍手を送りたい。実は、板谷由夏さんの人柄・顔・声すごく好きで…。Instagramの通知オンにしてるくらい…笑)

 

https://youtu.be/_HoWeat_IM0

 

ただし、観終わってから私の心の中にはとんでもなく気持ち悪い感情が蠢くようになった。いいきっかけになった素晴らしい映画だったと思う。

 

私がblank13に感じたのは「親子関係の呪い」。

 

ここ1年の逃げ恥・カルテットの根底にあった

「過去のしがらみや苦しみからは解放されよう、逃げてしまえ、いいじゃないか」というような流れをせき止められた感覚もある。

 

だけど、その場で逃げたところで、結局逃げられないのだ。

私の考えが甘かっただけのことだけど。

 

本編中のサオリ(松岡茉優)からコウジ(高橋一生)への

「お父さん(リリー・フランキー)のお見舞い行こう。

お父さんのお見舞い行った方がいいと思う。」

 

は、

 

カルテット3話の真紀(松たか子)からすずめ(満島ひかり)への

「すずめちゃん。軽井沢帰ろ。

病院行かなくていいよ。かつ丼食べたら軽井沢帰ろ。

いいよいいよ。みんなんとこに帰ろ。」

 

と対極を成すのでは、と感じた。

サオリは、「逃げるな」と。

真紀は、「逃げてもいいよ」と。

 

もちろん、すずめが父親の最期を看取らず(+亡くなった父に会いに行かない)逃げたからといって、過去のしがらみからは逃げられるわけではない。寧ろ区切りを付けられないから、苦しみ続けるのではないだろうかと私は思う。しかし、すずめの傍には真紀がいて別府がいて家森がいる。居場所がある。そんな居場所があれば、しがらみからは逃げきることはないが、少し忘れて「今」の暮らしを楽しめる瞬間があるのではないだろうか。

(今更だが、すずめの財布の中に鍵が増えていなかったか。序盤では一つだった気がする。増えたということは、父親の墓の鍵だったのだろうか。あの後、海が見えるところに移せたのだろうか。とかいう風に、カルテットでは、普段の私たちと同じように全てが語られる訳ではない「人間の暮らし」が、本当に素晴らしく描かれていたと思う。)

 

対局を成すと書いたものの、コウジにもサオリという居場所があった。だからこそ、コウジは父に会いに行く決断ができたのだろう。コウジがサオリに、父親への憎き思いを話していたのか、憎き思い出の中にも実は良い思い出があったことを話していたかは分からない。描写されてはいない。だが、サオリはコウジの仕事中の異変を感じ、後悔するのではと思ってコウジにあのような言葉をかけたのではないだろうか。

 

 

コウジは躊躇うも、病院へ行き面会を果たした。

 

 

その後、父が亡くなり葬式を開くと、参列者である父の仲間たちから兄ヨシユキ(斎藤工)・コウジが知らない“お人好しな父”のエピソードが語られる。

佐藤二郎を皮切りにしたここからのシーンは、本当に笑いを堪えるの必死だった。

ある種、ショートコント「お葬式」だった。

あれを観るだけでもお金を払った価値はあると思う。(言い過ぎ)

ヨシユキ(斎藤工)とサオリ(松岡茉優)はちょっと笑ってた気がするよ?笑

あれは笑わずにはいられないと思う…笑

 

 

ただ、このシーンの高橋一生の表情が本当に凄かった。怒りなのか、呆れなのか、安堵なのか、様々な感情がひしめき合う何とも言えない表情をしていたと思う。去年のA-Studioで、高橋一生は自身の母親との軋轢を話していた記憶もある…(間違っていたらごめんなさい)。そんな微かな記憶もあって、凄み厚みを感じた。私が勝手に高橋一生をコウジに重ねてしまった。あれはどういう感情だったのだろうか、私には絶対分からないだろう。

 

 

参列者から語られた“お人好しの父”と、父との思い出の回想(キャッチボールをしてもらったり、プロ野球選手のフォームのモノマネを教えてもらった)、自分が書いた作文を最期まで大事にしていた父のことを聞き、コウジは「父のことは大嫌いです。でも少し、好きな気もします。いや…正直よく分かりません。でも今は悲しい気もします。」という言葉で葬式を締めた。これは、どうとでも解釈できる。本音と建て前という風に…とか。

 

様々な解釈があるだろうが、私は、冒頭のヨシユキによる「なぁ向こうの寺の葬儀見た?」「人の価値を教えられた気がしたわ。」という呟きと、両家の故人の人としての価値が反転(向こうの寺の葬儀のくだりより)したことから、コウジの気持ちは、締めの言葉通りだったのではと感じた。

 

そこに、私は前述したように“親子の関係は呪い”だと感じた。ヨシユキもコウジも、幼い頃から苦労を知らされて13年間憎かったはず、どうして自分たちを置いて行ってしまったのかとずっと辛かったはず。手紙の「俺は好きに生きた。」なんて、自分勝手なことばかり言いやがってと思ったはず。この期に及んで「ありがとう」とはどういうことだ、とか思ったはず。でも、好きなのだ。良い思い出や自分が知らなかった父親の良い面を知ると、悲しんでしまう。大嫌いだったはずなのに、憎んでいたはずなのに、いい思い出が少しあるだけで、子は親を思ってしまうのだろうか、逃れられないのだろうか。

 

それに、妻である洋子(神野三鈴)が未だ指輪をはめていたことも印象的だった。捨てられたのに、洋子は夫のことを未だ愛していたのだろう。帰ってくることを信じていたのだろう。

 

ヨシユキもコウジも洋子も皆、可哀想だ馬鹿馬鹿しい愚かだ。これは私たちにも言える。家族は大きな支えにもなるけど、反転すると足枷になる。厄介な存在になる。憎き存在になる。家族って面倒くさい。人間は本当に変な生き物だ。

 

この解釈は、が感じたことであって、必ずしも皆さんの解釈はこうではないだろうし、親を嫌いであり続ける人もいるだろうし。私の考えは危険な考え方なのかもしれない、分からない、答えがあるんだろうか、いや、ないんじゃない?という風に頭も心もグチャグチャになっている。

 

という風に、blank13公式Twitterでツイートされた方の感想にも書いてあったけど、全然まとまらない。

まとまらないことをまとめました。笑

人間の話なので、そりゃまとまらないさぁとキーボードを打ちながら開き直っている。笑

 

 

高橋一生のコウジは本当に凄かった。喋り方・目の瞬きの仕方・歩き方etc…いつ何時も過去というしがらみから後ろ髪を引かれているようなお芝居をしていた。父と屋上で話すシーンのコウジの表情は…当てはまる形容詞が見つからなかった。直虎の高橋一生も素晴らしかった(ダイジェストしか観ていない…)が、blank13でもとんでもなく素晴らしいお芝居だった。恐ろしいですね、彼は。

 

リリー・フランキーは、いい加減なオヤジをやらせたらピカイチ。特に海街diaryのオヤジは一生好きだ。風吹ジュンさんとのやり取り大好きだったぁ。ぶっ飛び役とかも多いけど、是枝監督作品のリリー・フランキーが一番好き。マルチなリリーさんには嫉妬しかない。

 

松岡茉優ちゃん。これまでも、コンスタントに活躍をして来てはいたけども、2018年は松岡茉優ちゃんの年になるのは間違いないと思う。「勝手にふるえてろ。」も素晴らしかったし、6月には是枝監督最新作もあるとか。リリー・フランキーとまた共演!

 

神野三鈴さんは、もう‼‼‼素晴らしさを再確認しました。「駆け込み女と駆出し男」とか「Woman」でも、強烈な印象が残ってた。いやぁこの方凄い。神野さんの出演作探して観たい。

 

斎藤工監督、よくも私の頭と心をグチャグチャにしてくれましたね。余韻が半端ない。素晴らしい映画だった。工さん自身、日本だけでなく海外でも観てもらいたいとのことですが、届くのではないだろうか。blank13は、普遍的な親子関係を描けていると思うんです、私は。(坂元裕二作品が、海外でリメイクされて好評なように。私は、近しいものを感じた。)

いつかまた、斎藤工監督が創る映画を観れることを期待したい。

 

blank13は、お金と時間があればあと2回は観に行きたい。

観る毎、湧き出す感情が違ってくるかもしれない。どうだろう。

もう1回は必ず観に行かねば。

流れ去る過去を良いとこ取り

もう2018年の1ヶ月が終わってしもうた。

1ヶ月過ぎるのが早い、早すぎる。

時間の経過の早さにもビックリだけど、この1ヶ月本当に寒かった。

風邪を引かずに体調も崩さなかった私、ちょっと凄い。

 

最近の面白かったことは、大都会東京が真っ白になった次の日のこと。

朝、駅へ身震いしながら歩いていた。

すると前から小学生が歩いてきた。

突然、小学生が立ち止まり何をするのかと思うと、ずり下がっていた靴下を直した。

靴下を直して、私が通り過ぎる瞬間、信号が点滅していたのか小学生は慌てだした。

 

だが、小学生は慌てて走り出すよりも先に、傍にあった雪の塊を無邪気な顔をして踏んだ。

 

「!?!?!?」

 

何だか、面白かった。

「踏む必要あった!?君の登下校道にはまだまだ雪があるよ!?

今じゃなきゃだめ!?信号変わっちゃうじゃん!?」

きっと、「微笑ましいな~」で済むのだろうけど、面白すぎて吹き出してしまった。

多分、この面白さは実際に見ていない人たちには届かないだろうな…

 

東京の人には慣れぬ大雪で何だかあの何日間は騒がしかったけど、

あの小学生を見て、私は当時(雪国育ち)の自分を思い出し吹雪の中散歩に出た。

散歩中は、ミニスカートでタイツも履いていないJKを見て

「寒くないんすか?いやーマジリスペクトっす。風邪ひかないでね。」

東南アジア圏の出身のような方々が凄くはしゃいでいて

「この人たちは雪を見たことがなかったのかな~、だとしたら良かったね~」

とか、怒られそうなことを呑気に考えていた。

 

 

実は、2018年1月1日から、自分の身に起こった嬉しかったこと・友達から聞いた幸せそうなこと・自分が体験した日常の面白かったことを文字にして記録をするように心がけている。

だから、あの雪の日に見た小学生・JK・雪にはしゃぐ女性たちも簡単に文字に書き残した。

 

私は嬉しかったこと・面白かったことを思い出すのがどうも下手らしく、辛かったことや悲しかったことばかりを思い出すのが頻繁。

 

自分が自分で勝手に損していた。

 

星野源のエッセイ「そして生活はつづく」の文庫本版あとがきに

 

“「なにげない日常の中に素晴らしいものがある」どや顔でそんなことを言う人は苦手です。「なにげない日常」の中には「なにげない日常」しかない。素晴らしいものなんてない。その中から素晴らしさ、おもしろさを見いだすには、努力と根性がいります。黙ってても日常はおもしろくなってくれない。見つめ直し、向き合って、物事を拡大し新しい解釈を加えて日常を改めて制作していかなきゃならない。毎日をおもしろくするのは自分自身だし、それをやるには必死にならなきゃ何の意味もない。”

 

と書かれている。

 

私は今まで他人に面白さを求めていた面があった。自分から面白さを求めることをサボっていた。サボっているのに、「自分の人生なんてつまんねぇ」とか何とかウジウジしていたのも、もうやめだ。

 

そんな気持ち悪い自分から脱するためにも、まず一歩自分で日常を面白がるために上記のことを始めた。

始めて1ヶ月が経ったが、これが意外と面白い。今までよりも気分良いかもしれない。

 

先日、新しいバイトも決まった。

どこぞのI森Y高みたいに

「バイト決まりました――――‼‼‼‼‼」

って感じで、自分らしくない新しいことにチャレンジしている。

(すずめ「別府さん、祝賀会!」別府「やったー‼‼」と言えるような人はいない。笑)

 

そういうことも文字に記録する。

最近は寧ろ記録したいがために、頑張るみたいなところもある。

 

2018年末には記録したものを、全部見返して楽しみたい。

 

だから、

 

サボるなよ!自分!

 

 

最後に、星野源のNewシングル「ドラえもん」絶対買う。

イントロから最高。映画も観に行こうかな。

浅いけど、シングルは「恋」から初回限定盤揃えてクリアファイルも持ってる。

恋のカップリング「Continues」

Family Songのカップリング「肌」大好きです。

沼の始まり。

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今から一年とちょっと前の2016年の12月は、同じ火曜ドラマ枠「逃げるは恥だが役に立つ」が、世の脚光を浴びていた。もちろん私も視聴していた身で、毎週火曜はまっすぐ家に帰って観ていた。第1話の冒頭なんて、「あれ、情熱大陸だっけ?」と自分のボケを疑ったくらいだった。第6話エンディングのキスシーンでは、「星野源やりよったぞ!?!?命狙われないか!?大丈夫か!?」となったものだった。(ちなみに”Yellow Dancer”はマジハイパー名盤。Week End最高。)

多様な人物たちの葛藤・生き方の肯定を、キャスト・スタッフの皆さんが私たちに提示してくれたから、老若男女が楽しめたのでしょう。Twitterでの賑わいも凄くて、#をつけて検索すれば「そんな解釈もあるのですね。勉強になります。押忍。」と、様々な人たちの意見を知れて更に面白みが増した。あの3ヶ月も本当楽しかったな~。

 

もともとドラマを観るのは好きだったのだが、逃げ恥までは「面白おかしく観れればいいや~」ぐらいだった。しかし、逃げ恥を観て野木亜紀子さんが「ラッキーセブン」「空飛ぶ広報室」も脚本していたことを知り「マジリスペクトっす。これからも付いていきます、野木先生。」と、脚本や演出の大事さに気付かされた。

逃げ恥は、私にとって、”ドラマを観る基準に脚本・演出も加えられた”という風に、ドラマの観方を変えてくれた素晴らしいドラマだった。

 

カルテットの放送を知ったのは、逃げ恥10話後の初ティザー公開。

「はぁー来週で逃げ恥終わるのかー、毎週火曜の楽しみ無くなるじゃん…」と絶望していた矢先、ピアノの旋律と共に引きの画に変わりながら高橋一生松たか子満島ひかり松田龍平と四人が現れ、松たか子が「嘘つきはおとなの始まり」と謳い文句を言う。

 

そして、脚本は坂元裕二。野木さんの時と同じように調べてみるともう発狂。

「Mother」、「最高の離婚」、「問題のあるレストラン」と私が大好きな作品ばかり。

鼻息を荒くしてカルテットの放送開始を待ち侘びていた。

 

ティザーの時点で心がザワザワしてはいたが、この時の私は、

この後思いもよらぬ、時間と財産(お金)を費やすとは思いもしていなかった。

 

 

放送開始からは、カルテットを観るためにあの3ヶ月を生きていたと言っても過言ではない。1話から、かなりのめり込んで観ていたしTwitterでたくさんの人の感想を見て楽しんでいた。

カルテット沼に深く引きずり込まれたのには、ヒコさん(青春ゾンビさん)のカルテット考察ブログの存在も忘れられない。確か、2話の考察を初めて読んで「この人、何者…?」と訝しんで1話の考察も読み、この人の考察は最終話まで読もうと決意した。ヒコさんの考察ができるまでは、自分でも考察して楽しんだ。

 

ここまで、意味の分からぬ文をつらつらと書いてきたが

「何故、私がカルテットをここまで好きになったか、心の支えになったのか。」

を以下に。

かなり私情が絡むので人に見せるものではないのだけど、

「カルテットご存知ですか?

え、ご存じないですか?

じゃ、ちょっとそこのカフェに入りましょう。

説明して差し上げます。」

と、道行く人に、頭のおかしな絡みをしたい衝動に駆られるので、気持ちを吐き出します。

 

時をさかのぼって、2016年の1月頃、私は自暴自棄な生活を送っていた。

やりたいことが分からなくなり、やるべきことを何一つしていなかったクソ野郎だった。

そんな訳で、親に説得され”実家に帰って少し休もう”となった。

そんな準備を進めている中、2月、私の唯一の理解者であった祖母が亡くなった。私はずっとばあちゃん子で、悩み事があれば電話していたし甘えてばかりだった。ばあちゃんが喜んでくれるなら何でも手伝いした。

ばあちゃんの作る鯖寿司と豚の角煮が大大大好物だった。

実家に帰って、一緒に住めると思っていたのでかなりショックだった。

だけど、ずっと悲しんでいても何も進まないので、様々なところに旅行することにした。ばあちゃんが幼少期の私を抱っこしている写真と一緒に。

京都、奈良、瀬戸内海の豊島・直島、パリ、ベルギー、ベトナムなどなど。

半年ほど休みをとって、落ち着いたので復帰することにした。休みをとっていたことで周りの人とは関係が遠ざかり、復帰しても新しい環境に慣れることができなかった。

 

そのような時期に逃げ恥→カルテットの流れが重なったのである。逃げ恥も上記のようにかなり面白くて好きなのだが、カルテットは最早そんな範疇を超えた。

 

簡単に言うと、私が寂しくしていた時にあの4人が現れた。

 

嘘で出会ったはずなのに、強い結束で結ばれ、さらには夢を叶えた4人が羨ましかった。3話のカツ丼のシーンなんて何回観たことだろう。すずめちゃんに、ここがあなたの居場所だと言ってくれる真紀さんがいて良かった。くじけたり、やりたくないことをやらなきゃいけないときは、5話の控室のシーンを何回観たことか。演奏するフリをしていた4人は最後にあの大きなホールで胸を張って演奏したではないか。本当に凄い。9話のすずめちゃんから真紀さんへの言葉は一生忘れない。過去というしがらみを捨て、一緒に過ごす今を大切にする。私も大切な人ができたらそうでありたいと思えた。

上記のように、Twitterの賑わいも一緒に観ている人がこんなにたくさんいるのかと嬉しかったし、ヒコさんのブログも凄く私を勇気づけてくれた。

 

言葉にできないような温かい気持ちが、

あの3ヶ月、そして今も心に充満していて、病み病みの私を救ってくれた。

あの4人のような仲間に私は出会えるのでしょうか、出会いたいな~。

 

あ、今の生活はカルテットに出会う前よりは少しイイ感じです。

 

カルテットに携わったキャスト・スタッフゥ~の皆さんには感謝しかない。

とともに、ここまで沼に引きずり込んだチームカルテットは罪だ。

聖地巡礼もした。DVD・サントラ・シナリオ本購入した。マジで金使った。

でも気持ちのいい使い方。私が支払ったお金が、松さん・ひかりちゃん・龍平君・一生さんの生活の一部になっているかも?と考えるだけで私はハッピーハッピーオッパッピー!

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私の夢は、

「カルテットのキャスト・スタッフ、カルテットファンの方々と一緒に(人数無制限)、

 大きなスクリーンで1話~10話まで観ること」だ。

 

 

もし、最後まで読んでくれた人がいるなら、ありガトーショコラ。

文を書くこと勉強しよう。